競輪

【久留米・G3開設記念】アジア選手権3冠の窪木一茂が初のG3参戦

 

<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>

 マレーシアで行われていた自転車競技アジア選手権で中距離3冠を達成した窪木一茂が、2カ月半ぶりに競輪を走る。21日に帰国して、慌ただしく久留米入り。「結果もだが、パフォーマンスが良かったので自信になった」とマディソン、個人パシュート、チームパシュートの金メダルに手応え。今後は8月の世界選手権(英・グラスゴー)でパリ五輪の出場枠をたぐり寄せる。

 その前に、「G3は初めて。メンバーがいいですね。このあとはあっせんが入っていないし、まずは初日にしっかり頑張りたい」と競輪選手としても実績を積むつもりだ。「北日本の選手も多い。勝ち上がれるように」。勝ち進めば、新田祐大や新山響平、成田和也などのタイトルホルダーとの連係もあり得る。昨年10月に世界選手権の男子スクラッチ銀でS級2班へ特別昇級した窪木だが、競輪ファンにも記念での活躍で顔を売ってみせる。

 ▼10R(窪木一茂) 〝世界の脚〟なら、先行力ある北井に踏み勝てる可能性はある。7―124―1234、7―1―5。

 ▼9R(山口敦也) 落車明け2場所目。前回は復帰戦で1着を取ったが、「フレームがいまひとつ。練習で感じが良かったので新車を投入します」。以前、前を走ってもらった前田に林の番手を譲ってもらったからには、やるべきことをやりながら1着を目指す。9―267―1267、9―1―5。

アジア選手権の中距離で金メダル3個を獲得した窪木一茂

 

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