【別府(ナイター)F2】藤田まりあ、G1出場の経験を決勝に生かす
<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>
藤田まりあが2戦とも2着に入り、決勝に進んだ。「初日は何もできないままだったけど、2日目は自力を出せた。同じ2着でも力を出せたので良かった」と笑顔を見せた。
前回はG1パールカップに出場。ビッグレースは初めての経験だったが、「出場しただけ。周りが強過ぎた」とレベル差を痛感。「自分も少しずつレベルアップして、大きいレースで決勝に乗れるようにならないと。まずは今節、決勝もどこかで自力を出したい」。昨年は3Vと順調な成長曲線を描いたが、今年はまだ年初の1Vだけ。そろそろ結果が欲しいはずで、決勝の番組を見ながら「みんなにチャンスがありますね」と目を輝かせていた。
▼11R(藤田まりあ) 本格デビュー後初決勝の萩原はやや実績で劣るが、そのほかは自力を備えた実力者がそろった。その中でも前回G1出場は藤田と荒牧だけ。2人のマッチレースになるかも。3―4=1257、4―3―57。
▼9R(舘真成) ややスランプの樋口開土は2日目、しっかり逃げ切った。塚本との力比べに樋口が勝てば、直線で抜け出す。4―12―全。