【久留米(ナイター)F2】加瀬加奈子が連勝で決勝進出
加瀬加奈子が連夜の逃げ切りで決勝へと進んだ。2日目5R、鐘3半でスパートを開始。4角で先頭に出ると、そのまま押し切り。「加藤さんに駆けられると、捲り不発になるかのしれないので、自分のペースで先行した方がいいと思って行きました。子どもを産むと、おなかに力が入らなくて捲りが出ないんですよ」とママさんレーサーの悩みを告白した。
初日には「ナショナルチームにいた10年くらい前に、監督の坂本勉さんから『逃げれば来ても1車』と言われていたのを思い出して走りました」。逃げるつもりなら、叩かれても1車しか来ないので2番手に入れるという意味だそうで、初日ゴール後はガッツポーズも飛び出した。「コメントは、『優勝目指して自力』でお願いします」と気合のひと言。昨年10月以来の完全Vへ、闘志を燃やす。
