初日9RのA級特選はが小原周祐が勝利。ミッドナイトF2 【小倉】

小倉競輪のFⅡミッドナイトが11日に開幕した。9RのA級初日特選は渋谷海が鶴良生とのもがき合いを制して主導権を譲らず、番手の小原が最後はキッチリ差して白星発進を決めた。小原は「もう少し余裕を持って追走できれば。自力を出していないので感じはよく分からなかった」と語りデキ自体は未知数だが、2日目の準決勝も渡口の番手戦で連勝のチャンスは十分だ。
チャレンジ戦は121期の坂田康季、加藤将武、富武大、梅崎隆介の4人全員が予選を勝利。1Rを走った坂田康季は、3番手からホームがましを決めてぶっちぎりの1着。「ラインで決めることはできなかったのは悔しい。それでも踏み合いになって脚を削ってやられてしまうよりと思った。2場所連続で決勝を外していたし、今回は気合いも入っている。状態も最近の中ではいい方だし、今回は勝ちにこだわるレースがしたい」と強気に語った。
<各レースの見どころ>
(1R)永田が迷わず駆けて、番手の吉成に展開が向く。同期対決に燃える三木が主導権なら古寺に勝機あり。
【3連単】1-623-623。
(2R)黒川は自力勝負を選択したが、徳吉のほぼ先行一車。主導権を譲らず駆けて三木に展開絶好。
【3連単】1-23-2364。
(3R)富が好機を逃さず一気にスパート。2場所連続で決勝を外している坂田は「今回は勝つ競走を」と気合い十分。
【3連単】1=2-354。
(4R)梅崎の機動力を信頼。四国勢が食らいつく。加藤は「自分のできることをしっかり」で、互角とみた。
【3連単】1=2-345。
(5R)高山が後位からでも一気に捲る。初日の動き軽快だった中里が主導権なら島田が食らいついて北日本コンビで独占も狙えそう。
【3連単】2-43-435。 中里のペースになれば、5-27-2437。
(6R)単騎でも脚力上位の房州が自分のタイミングで豪快捲りを決める。九州勢の抵抗も十分。
【3連単】1-23-2346。 池部の仕掛けが決まれば、2-137-1347。
(7R)渡口のスピードに乗り、小原が最後はキッチリ差して連勝。小林は「自力自在」で、番手に飛びつきもあるか。
【3連単】1=2-345。
(8R)初日特選同様に渋谷が主導権を譲らず、戸伏に展開絶好。高田が3番手を固めて別線はやや厳しい。
【3連単】2=1-345。
(9R)初日は渋谷とのもがき合いに敗れたが「感じは悪くいないし、要所で踏めば良かった」で、しっかり挽回して主導権。最後は加倉が直線伸ばす。
【3連単】1-24-2345。