A級1、2戦の決勝は小原周祐を本命視。 ミッドナイトF2【小倉】

小倉競輪のミッドナイトF2は12日の2日目、決勝進出を懸けたA級1、2班戦の準決3番とチャレンジの準決を行った。
チャレンジ戦の3Rは富武大が坂田康季とのもがき合いを制してそのまま逃げ切って連勝。4Rは梅崎隆介が5番手から豪快に捲ってこちらも連勝で勝ち上がった。
A級1、2班戦の7Rは渡口勝成が迷わず駆けて、番手の小原周祐がキッチリ差して初日特選から連勝。8Rは林昴の番手にはまった渋谷海が終BSからしっかり踏んで抜け出し決めた。9Rは鶴良生が突っ張り先行から押し切り。加倉が好追して九州勢ワンツーが決まった。
<決勝戦の見どころ>
(8R・チャレンジ決勝)
九州は121期の2車に地元の秋永まで続いてラインの厚み強烈。坂田が迷わず駆けて、最後は梅崎が伸ばして完全Vだ。一発は単騎の富が怖い。
【3連単】1-42-4235。 富の一発は十分で、2-14-1345が狙い。
(1)梅崎隆介「ラインで決めることができず、申し訳ない。踏むべきところでしっかい踏めているし、悪くない。坂田君のハコで」
(2)富 武大「1着は取れて脚は問題ないが、自分勝手なレースになってしまって反省です。最後もしっかり自力で」
(3)加藤将武「梅崎さんが強すぎる。自分のやりたいことできたし、力もしっかり出し切れていた。自力です」
(4)坂田康季「もう少し早く駆けても良かったかも。富さんが強かったですね。前場所よりも状態はいい。自力です」
(5)青木亮太「とにかく加藤君に連れて行ってもらっただけ。自分は何もしていないですよ。決勝も加藤君に任せる」
(6)秋永昂人「シューズを以前の物に戻して、準決の方が感じは良かった。しっかり坂田君についていけたし、感じはいい。九州の3番手」
(7)相良勝美「準決もついていけたし、感じは悪くないが、初日の方が感じは良かったですね。関東の3番手を固める」
(9R・A級決勝)
中四国4車は別線勝負を選択。初日特選同様に、渋谷が積極的に駆けに乗り、小原が直線伸ばして完全V。来期S級決めているの渡口の一発も十分だ。
【3連単】1-23-2356。
(1)小原周祐「自力で戦っていないので、感じはなんとも言えないが、初日よりも余裕を持って追走ができていた。決勝も渋谷君の番手」
(2)渋谷 海「展開が向いてくれたし、戸伏さんと決まったのは良かった。脚の感じはそこまでいいわけではないが、体でしっかり乗れている。自力でしっかり」
(3)渡口勝成「練習不足で入ってきたが、何とか決勝に乗れて良かった。ギア調整をしながらだが、新車の感じも悪くない。自力」
(4)加倉正義「鶴君がしっかり行ってくれたし、残しながらになって後ろには迷惑をかけた。脚の感じは問題ない。決勝も鶴君に」
(5)鶴 良生「突っ張ると決めていたし、あとは加倉さんが何とかしてくれると思っていた。初日を挽回できたし、脚の感じも問題ない。自力」
(6)戸伏康夫「渋谷君が強いし、ついていてビリビリしましたよ。何とか追走できたし、感じは悪くない。決勝は渡口君に任せる」
(7)小林申太「ラインには迷惑をかけたし、気持ちで負けてしまった。脚の感じは悪くないし、気持ちで走る。単騎で」
<決勝以外の見どころ>
(1R)三木の先行一車。マイペースに駆けて白星で締める。番手の松岡の差し目少々。補充の中山の位置取りは顔見せで。
【3連単】2=3-167。
(2R)永田の逃げイチ。自分のペースで駆けるが、最後は三木が捕らえそう。単騎勢はやや苦しい展開になりそう。
【3連単】1=4-325。
(3R)2日目は捲って勝利した徳吉が好機に仕掛けて、吉成に展開が向く。先行職人の岡崎のペースなら組橋に勝機。
【3連単】1=5-234。 狙いは2-13-1345。
(4R)2日目好走した島田が積極的に駆けて房州が直線伸ばす。四国ラインも差はなく互角。単騎の平川も一発は十分で狙いどころ満載。
【3連単】1-23-2347。
(5R)北川が好機を逃さず一気にスパート。吉良は追走に集中。東勢は勝俣が自力で応戦。
【3連単】1-45-2345。
(6R)動きいい中里が林をたたき切って先行とみて、小坂に展開。林が主導権を取り切れば高田に勝機。
【3連単】1-27-2347。 林の主導権で、2=3-174。
(7R)深瀬のスピードに乗り、中曽が直線伸ばす。井上の捲りも侮れず連入りは十分。
【3連単】1=2-345。