戸伏康夫と梅崎隆介が優勝 ミッドナイトF2 【小倉】
小倉競輪のF2ミッドナイトは最終日の13日、8Rでチャレンジ決勝、9RでA級1、2班戦の決勝を行い、チャレンジは梅崎隆介(32)=長崎、A級1、2班戦は戸伏康夫(42)=岡山がともに優勝を飾った。
チャレンジ決勝は、坂田康季が打鐘後に4番手から仕掛けて先行。番手から好追した梅崎が最後はきっちり捕らえて2節連続の完全Vを決めた。
レース後は「坂田君が落ち着いて行ってくれたおかげ。タイミングもスピードも良くて頼もしかった。番手戦はなかなか慣れなくて不安な分があったが、とにかくついて行ってやれることやろうと思った」とレースを振り返った。最後には「連日、応援ありがとうございました」とファンへの感謝を忘れず、次節の12月25日に伊東で開催されるレインボーカップファイナルでの活躍とA級1、2班への特昇を誓った。
A級1、2班戦は、渡口が迷わず駆けて、戸伏が好追。6番手からは渋谷海が捲りを放つが不発。戸伏が直線鋭く伸ばして、渡口を差し切った。
今年は7月の大宮以来のV。レース後は「渡口君が強いですね。びっくりしました。頼もしいですね。踏みっぱなしで、ずっと駆かりっぱなしでしたし、自分も追走しやすい感じでした」。最後には「せっかく流れを作ってもらったし、次回12月19日からの西武園F2でも頑張りたい」。そして、優勝に導いてくれた渡口の来期S級への激励も語った。
【次回小倉ミッドナイト開催】
12月17~19日(A級1、2班戦、チャレンジ戦)