競輪

【福井・G3開設記念】古性優作が通算8回目のG3制覇

 福井競輪のG3開設73周年記念「不死鳥杯」は最終日の25日、12Rで決勝が行われ、古性優作()=大阪・100期・SS=が最終2角過ぎからまくって優勝。今月の前橋記念に続き、自身通算8回目のGⅢ制覇を果たした。2着には古性後位に切り替えた佐藤慎太郎、3着に清水裕友。地元期待の脇本雄太は6着に敗れた。

通算8回目のGⅢ制覇を果たした古性優作

■ヒーロー■

 完調には遠くとも、しっかりと勝ち切り勝負強さを見せた古性。レースは正攻法で進め「早めに引いて藤井君と力勝負と思ったが、脇本さんが遅れたのでタイミングが狂った」と想定とは違う流れに。それでも先行態勢に入った藤井を叩いた清水|柏野に乗って位置を上げると、最終2角過ぎからまくり切ってVゴールを駆け抜けた。
 4日間を通して自身の手応えは上がらない中で優勝を決めたが「この走りを続けていては上は目指せない」と自己ジャッジは厳しい。
 次走はGⅠ・オールスター(8月15~20日・西武園)。「期間が合えば脇本さんと練習をしたい。(悪い)原因は分かっているし、どこまで立て直せるか分からないが、追い込んで上を目指したい」と納得の状態に戻した上で、今年3回目のGⅠ制覇へ照準を合わせる。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena