【武雄(モーニング)F2】前島恭平がルーキーに負けず風を切る
<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>
前島恭平は、前節の小田原で4、2、2着と逃げの決まり手が二つ。納得の成績を収めた。前期は67点台と振るわなかったことで、「若い選手にやられ過ぎた。どうやったらいいかを考え直した」と自らを省みた。その結果、「自分はバックを取れれば着がいいんですよ。その取り方を思い出しました。前へと出る気持ちが戻ってきた」と長く駆けられる脚質を生かす戦いに立ち返った。7月からの下半期はルーキーのデビュー期。強烈な脚力を持つ選手も少なくないが、「この時期の新人はどこかしら隙があるんですよ。とはいえ、相手どうこうじゃない。自分の気持ち次第。もう12年間、そう言っていますけどね」と明るい表情。勇気を持って風を切り、今期初の予選突破を目指す。
▼3R(前島恭平) ラインの長さを活用して新人の堀川に挑む。6―5=1237、6=1―4。
▼6R(永田秀佑) 「前回の弥彦でやらかしたけど、練習の感じはいい」。7、6、1着と振るわなかったため6番車だが、3場所前の武雄では2、2、5着と決勝に進んでいる。ここも期待。6=5―137、65―23―65。
