競輪

【武雄(モーニング)F2】渡邉栞奈がギリギリ決勝進出に「駄目かと思った」

 渡邉栞奈がボーダーぎりぎりの7番目で予選突破を決めた。初日は高橋梨香を追走して2着と好発進。だが2日目の6Rでは最後の直線で接触もあって車体故障を起こして最下位の6着。ポイントは計10点にとどまり、予選敗退の恐れがある中で7Rの結果を待った。

 ただ7Rで、決勝進出を争うライバルのポイントも伸びず、決勝最後の椅子が巡ってきた。ギリギリでの進出に「決まるまで緊張しました。ポイントが高い2日目でミスしたのでダメかと思っていました」とホッとした様子。「体調を崩していて前回はダメだった。その後、村本大輔さん(引退)にバイク誘導してもらって感覚が戻ってきた」。2005年の高松宮記念杯覇者でもある大先輩・村本氏との特訓が、今回の決勝進出劇を生んだ。

 決勝の最高成績は7月の前橋の3着。運気と調子が上昇中の今なら、決勝2度目の確定板も夢ではない。▼11R、渡邉は好位置をキープできれば穴をあけるチャンスは十分で、2―6=1457。

 ▼9R(松尾玄太) 連日ライン3番手回りだが伸び脚はピカイチ。3番手からの突き抜けに期待。5―1=7、1―5―7。

(造田大)

決勝進出を果たした渡邉栞奈
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena