【別府・F1】順風満帆な山田義彦が久々Vへ
山田義彦が同県の後輩の番手から優勝を狙う。2日目10R準決は単騎戦。好位4番手から捲っての勝利に「これをするための単騎でした。九州の場は得意で大好き。あっせんが増えてほしいな」と笑顔でアピールした。
そして準決最後の12Rで、後輩の太田龍希が1着で決勝入り。山田にとってもうれしい勝利に、暑い室外で出迎える態勢だったが、「これじゃ大物感がなくて、小物感が出ちゃうかな」と冷房の効いた室内に引っ込んで、周囲の笑いを誘った。
準決の勝利が会心だった上に、同県の後輩という最高の目標まで得た。得意の九州でこれほど順風満帆ならば優勝も目前。約6年ぶりのS級優勝へ、後輩に任せて抜け出す。▼12Rの狙いは山田からで5―367―3467。
▼1R(下沖功児) 点数最上位の山本に元気がない。ならば、過密日程でも常に元気いっぱいな〝補充の帝王〟が躍動。5―1234―1234。
(造田大)
