【佐世保(ナイター)F2】瀬戸晋作 突然の自力戦でも捲り快勝
ハプニングを乗り越えた瀬戸晋作が地元で完全優勝を目指す。2日目準決12Rは一丸尚伍の番手回り。これ以上ない好目標を得て決勝進出は盤石かと思われた矢先、一丸が当日欠場。瀬戸は自力での戦いを強いられた。
経験豊富な野村典嗣、先行力ある野崎翼との3分戦。3番手の好位を確保すると、後ろの野村の動向を警戒しながら2角捲り。鈴木伸之がBS番手捲りで合わせようとしたが、それを乗り越えてピンピンで勝ち上がった。
「鈴木さんの番手捲りは想定外。3角で乗り越えるときがキツかった」。厳しいレースを制したのは好調の証だろう。前検日は「練習で調子が良かった。地元というのもあるが、今開催が楽しみ」とアピールしていた。
12R決勝は同い年の神開一輝が瀬戸の前を志願し、快く受け入れた。今回こそ好目標を得た瀬戸がゴール前で抜け出して、地元で完全優勝を決める。▼12Rの狙いは1―24―2457。
▼4R(辻本兼市) 別線の新人の中岡は経験が浅く取りこぼしが目立つ。浜田がライン3車を意識して先行すれば中近勢にチャンス。5=2―134、5―4―2。
(造田大)
