【別府(モーニング)F2】中野光太郎 あえて苦しい道を選択
中野光太郎がA級1、2班戦で2度目の決勝進出を目指す。定期昇班初戦だった7月高知は1、2、2着といきなり準V。このクラスでも十分通用すると思われる滑り出しだったが、以後4場所のうち2場所は決勝どころか予選すら突破できず。壁にぶち当たっている。
ただその原因は明確。得意の捲りをあえて封印し、「上を目指すには捲りだけでは厳しいと思う。なるべく先行することを心がけている」。スケールアップを図るため、実戦を通じて修行中の身だからこそ直面している壁にすぎない。
今回は同じ121期で生光学園高の後輩・室井蓮太朗も参戦。「頼もしい後輩の番手を決勝で回りたいですね(笑)」。同窓ライン結成のためにも、まずは初日2Rで2場所ぶりの白星発進を決める。
▼2R 山崎が支部の先輩・高橋の前で頑張ると宣言して先行策が濃厚。となれば中野は、自然と得意の捲りパターンに。7―3=125。
▼5R(中野真吾) 前回の佐世保より好調とアピール。相手は前回完全Vの室井と厳しいが、2、3着食い込みは可能。3―6=1245。
(造田大)
