【別府競輪(モーニング)F2】坂田康季 壁を破って昇り調子の先輩に続く
坂田康季が2場所連続で予選を1着で突破した。今開催のオープニングカードに登場すると、前受けから突っ張り先行。別線の4番手争いを尻目に悠々と逃げ切った。
ラインを組んだ選手をはじめ別線勢も「坂田君が強かった」と口をそろえており、以前よりパワーアップしたのは間違いない。本人に理由を尋ねると「今回のためにガッツリ練習してきた。調子もいいと思う」とニンマリ。続けて「金ケ江勇気さんに見てもらって自転車のセッティングを大幅に変えた。練習で体になじんできて感触はいい」。同県の先輩のサポートもあって今回の快走劇が生まれた。
前検日では「準決が壁なんですよね。別府は相性がいいので決勝にいきたいです」と意気込んでいたが、状態も自転車もいい今なら準決の壁を打ち破れるはず。予選同様、積極的な走りで、先月S級初Vを飾った先輩に続いてみせる。
▼6R 好調な坂田が果敢に攻めて連絡み。2=135―1357。
▼2R (原井剣也) 初日と同じく2分戦ならイン粘り濃厚。落車明けの藤原からいち早く船瀬のハコを奪取。3―2=4、3―2―1。
(造田大)
