競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】滝本泰行 熟考の末の結論は「地区をまたいで連係」

昨年11月玉野以来のVを狙う滝本泰行

 今開催の得点最上位の滝本泰行が5場所連続の決勝入りを決めた。2日目の準決7Rは前場所完全Vを達成した室井蓮太朗の番手回りだったが、最終バック6番手に置かれる苦しい展開。それでもポッカリ空いた内に進路を見いだすと、直線で鋭く伸びて2着。決勝進出を果たしてシリーズリーダーの面目を保った。

 決勝の中国勢は同県の先輩片山智晴と2人。相談して出した結論は、宮崎の田村大の番手。「自力でやるか迷ったが、田村君に付けます。地区は異なるけど空いているので。後ろがいた方が田村君もやりやすいと思う」

 前検日に聞いた滝本の考えは「自力を出すどうかは番組や展開を見て考える」。今開催は連日、前を任せた選手が不発に終わりながらも、巧みなコース取りからの追い込みが光っており勝負勘はさえている。考えに考え抜いての田村マークという判断も吉と出るか。

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