【青森競輪・GⅡ共同通信社杯】9月18日 最終日 1~11R出走表、予想
第39回共同通信社杯
青森競輪のGⅡ「第39回共同通信社杯」は17日、準決勝をメインに3日目を行った。10Rでは嘉永泰斗が最後方から1角捲りで全員をのみ込み勝利。4番手から伸ばした南修二が2着。嘉永を追った隅田洋介が3着。11Rは犬伏湧也の突っ張り先行に乗った清水裕友を、3番手確保の深谷知広が捲って勝利。清水2着、8番手鐘4カマシで伸び続けた三谷竜生が3着。12Rは新山響平が突っ張り先行。ショート捲りを放った単騎の佐々木豪にゴール直前で抜かれたが、2着に粘った。4番手BS捲りの渡邉雄太が3着。この結果、SSは新山だけ。隅田と佐々木はビッグ初決勝とフレッシュな顔触れで、18日11Rのファイナルが行われる。本命は3日連続の単騎戦になる嘉永泰斗。肥後のニュープリンスが、準決同様に爆速捲りでビッグ初Vを手にする。
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<1R検討>同県の取鳥を片岡が差し切る
取鳥は結果を残せていないが、積極性は失っていない。中国の先輩2人の前で早めに仕掛ける。タテ脚ある番手の片岡が本命。山下とのワンツーも一考。
【3連単】692BOX、6―92―14
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<2R検討>町田が番手回りで台頭
先月のオリオン賞で初めて番手回りを経験した町田が山根後位から抜け出す。3日目に続いて南マークの中西もいざとなれば自力発動で抵抗する。
【3連単】5=9―7346、5―7=93、9―6―53
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<3R検討>同門3車連結で番手の小川軸
福岡の3車は同門。8月の小倉FⅠでは2人の協力もあって岩谷がVを飾っている。ここは先輩に花を持たせる番。落車後の園田だが突き抜け注意。
【3連単】9=3―1657、93―16―93
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<4R検討>熊本の同期コンビが好連係
松本は長い距離もいとわず駆ける。同期の青野の抵抗があっても伊藤が二の矢を放って台頭。内に突っ込める神田の3着は押さえたい。
【3連単】3=7―251、3―5―721
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<5R検討>太田が白星で存在感を示す
徐々に調子を上げていた太田だが今回は影が薄かった。最後は白星で力量アピール。連係実績十分な香川が食らいつく。吉田は復調。地元の嵯峨も侮れず。
【3連単】9=3―714、9=7―314
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<6R検討>山田が自力で1着締め
山田は今回参加メンバーでは帰郷した古性に次ぐ高得点。自力でも強いところを最後に示す。星野後位から阿部が抜け出して今節2勝目を狙う。
【3連単】375BOX、37―5―82
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<7R検討>寺崎が連日の豪脚披露
寺崎は単騎戦となった3日目に10秒8の捲りで楽々と勝利を挙げた。松本が主導権を取れば四国は手ごわい。
【3連単】2―856―856、856―2―856
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<8R検討>3走未勝利の郡司が最終日こそ
郡司は主導権を取った2日目以降の2走で差されて2着。最後は人気に応える白星へ。ただし早め先頭なら小原は差し脚シャープ。松岡次第で西九州ワンツー。
【3連単】2=9―715、7=1―295
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<9R検討>犬伏がパワーを全開
北井が相手なら犬伏は豪快にカマす。初日はマークできた桑原だが離れてしまうことも。その場合は北井が追いかけて守澤とワンツーへ。もがき合いなら坂井が一撃。
【3連単】713BOX、7―5=134、4―8―713
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<10R検討>山口―浅井の中部コンビに期待
眞杉の先行力は侮れないが、逃げより捲りが決まっている走路なら山口の鋭脚が有利か。3日目に技量を示した野田が大穴候補。
【3連単】7=2―1945
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<11R検討>ニューヒーロー誕生へ嘉永激走
今大会はSS7人が参加したが次々に姿を消した。決勝に進んだのは新山だけ。1~4番車はタイトル保持者だが、5番車以降はビッグ決勝の常連はいない。ニューヒーロー誕生の気配が漂う。その1番手は嘉永。デビューから5年。落車などで苦しんだ時期もあったが、鍛練を重ねて着実に力を付けてきた。2予、準決と単騎で勝ち上がってきたのも、脚力だけではない総合力を備えている証拠。ここを勝って、グランプリ争いにも参加する。地元SSの意地を見せたい新山や、3車の番手と展開面で有利に立てる清水も互角。
【3連単】513BOX、53―513―46
1、新山響平 前を取っての突っ張り先行は作戦通り。後ろは成田さんだし、3番手に稲川さんが入ったことも確認できた。みんな攻めづらいと思った。最後は抜かれているので、もっと強弱をつければ外は伸びづらかったと思う。状態面に不安はない。単騎で自力。
2、深谷知広 理想は犬伏君ラインの後ろから。そこが取れて、突っ張り先行だったので動かずにいた。三谷さんが迫ってきたので踏んだ。終3角で清水君より少し前に出たので行けるかなと思った。もう少し早く行ければ100点だったが、合格点は付けられる。渡邉君に。
3、清水裕友 犬伏君が突っ張り先行してくれた。自分の後ろの3番手争いがもつれてくれたらラインで決まると思ったが、すんなり深谷さんだったのは誤算。3角で深谷さんが来たのに気づいたので当たろうと思ったが、難しかった。状態は悪くはない。佐々木君で。
4、三谷竜生 前は取りたくなかった。後方になったが、割り切って行けるタイミングでカマしていった。深谷さんが3番手で脚を使っていなかったので余裕がありそうだった。出てきたら、それなりの対応をしようと思っていた。初日から調子はいい。自力。
5、嘉永泰斗 後ろから、前の動きを見ながら北井さんのラインに付いていくかどうかを考えながら周回した。冷静には走れていて、捲りも悪くなかったと思う。北井さんの掛かりも良かったが、3番手の窓場さんの前が空いていたので行きやすかった。単騎で自力。
6、隅田洋介 5番手に入れたのは想定通りだった。落ち着いて脚をためた。嘉永君の捲りにどう対処するかだったが、捲られてもそれを目標に外を思い切り踏めば伸びると思った。周りに恵まれて展開と運でビッグ初優出。青森はGⅢ優勝もあるし縁起がいい。清水君。
7、渡邉雄太 北日本2車の後ろが理想だった。単騎の稲川さんが入ったが、4番手で周回できて良かった。新山さんが流していた2角あたりで詰めながら行こうとしたが、同時に踏み直された。スピード差はなかったが、番手の成田さんの横までは行けた。いいというわけではないけれど、悪くはないと思う。自力。
8、佐々木豪 準決の1着はうれしい。単騎で切れ目に入ろうと思っていたが、入れる感じがなかった。内を行くことも考えたがそれもできなかった。3日目は捲りが決まっていたので、我慢して、捲りが出せるところがあったら行こうと思った。2日目もスピードは出ていた。中国の前で自力。
9、南修二 窓場君がしっかり組み立ててくれた。ただ、先行のスピードが良くて脚を削られているかなという感じだった。準決が3日間の中で断然良かった。いろんな人のアドバイスで修正できた。決勝だがいつも通り頑張る。三谷君へ。

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