競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】梅崎隆介 勝負弱さ克服し1、2班戦初Vだ

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 1、2班準決の11Rは坂田康季をマークした梅崎隆介が、4角ハコ絶好の流れを生かし切った。坂田とはチャレンジ戦で連携したことがあり、当時を思い出しながら番手追走したというが「自力勝負とはまた違う緊張感があったし、簡単じゃなかったですよ」と、快勝劇にも心臓はドキドキしていた。
 勝ち進んだ決勝は、八谷誠賢に合志正臣、梅崎に宮崎大空―上田学がつけて九州は二手に分かれた。梅崎は今期得点こそ90点を大きく超えているが(92.87点)、1、2班戦の優勝は未経験で「決勝の2、3着は何度もあるけど、なかなか勝ち切れない」と勝負弱さを嘆く。それでも今節は八谷のデキがそこまででもないだけに、Vチャンスは十分。番手を回る宮崎も「(5番手で)どっしり構えていいですから。初優勝を狙ってください」と、温かい目でエールを送ってくれている。▼12Rは、そんな両者のワンツーで6=7―235。
▼5R(藤田洋平)2日目は6番手から3着に強襲し、その日の3連単の最高配当(2万3980円)に貢献した。最終日は「自力で動いた方が練習になる」という屋良朝春に任せ、再び確定板に載る。4―1=6、3―2=6。

1、2班戦のVがまだない梅崎隆介

 

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