競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】番手を取り切った都築巧が余裕の1着優出

「他力自在」がトレードマークの都築巧

 チャレンジ準決5Rは、半田誠の番手をジカ競りで取り切った都築巧が返す刀で余裕の追い込み。完全Vに王手をかけた。
 初日予選を突っ張り先行した123期のルーキーが、準決で番手勝負を宣言。以前、そんな戦法を見た他地区の先輩から「おまえは自力自在じゃなくて、他力自在やな」と冷やかされたそうだが、「きょうは番手で競ったけど追い込み勝負だけじゃなく、スキがあれば自力も出しますよ」と、短く刈り上げた頭を光らせながら笑ってみせた。
 最終日の8R決勝は、同期の保田浩輔をマークする。保田の番手は8月の奈良決勝でも回っていて、差し切りVを決めたことがある。都築が「番手で頑張るよ」と言うと、「仕事もしてくれるし、信頼している」と相思相愛。橋本宇宙と半田誠が並ばなかった九州勢と違って、結束力も確かなもの。両者のワンツー勝負が濃厚だ。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena