競輪

初日9RのA級特選は久樹克門が勝利。ミッドナイトF2 【小倉】

A級初日特選を逃げて快勝した久樹克門
A級初日特選を逃げて快勝した久樹克門

 小倉競輪のFⅡミッドナイトが25日に開幕した。9RのA級初日特選は久樹克門が3周BS3番手から打鐘で仕掛ける展開。そのまま出切ると、ペース駆けに持ち込みしっかりと逃げ切って白星発進を決めた。レース後は「少し重かったが、まずは良かった。前回の高松準決勝では失敗しているので、今回は決勝に乗れるように頑張りたい」とすぐさま準決に向けて気を引き締めていた。

 チャレンジ戦は121期の野崎翼、坂田康季、松本秀之慎、梅崎隆介の4人全員が予選を勝利。また1Rを走った久保光司は、ルーキー野崎翼の番手を取り切って2着に健闘。「野崎君を叩ききれなかったが、思ったよりもダッシュの感じが良かった」と手応えアリ。直前に地元の先輩の金ケ江勇気にセッティングをみてもらったようで、「このセッティングがいいんだと思います。先輩方からは叱咤激励も、もらってきました」と気合も十分に入っている様子。引き続きセッティングを煮詰めて上積みを図る。準決は4Rに登場で、梅崎の番手回りと絶好。自身2度目の番手戦だが、しっかり食らいついて久々の決勝進出を狙う。

<各レースの見どころ>

 (1R)兵動がマイペースに持ち込めそう。西島は好マーク。大崎は「自在に」勝負を挑み、番手勝負もあるか。
【3連単】3-21-215445。 大崎がうまく兵動の番手にはまれば、1-235-235

 (2R)斎藤の先行一車。ラインも3車で絶好だ。長尾が食らいついて順当。別線は脇田の突っ込みに注。
【3連単】1-423-423。

 (3R)九州の若手2車が激突。松本の初日は「7割の力で踏んだ」で、まだまだ力を持て余していそうだ。坂田の仕上がりも問題なく、互角で抵抗十分。
【3連単】1-237-237。 坂田のペースなら、2-13-1375。

 (4R)ライン4車の厚みある梅崎は「仕上がりは問題ない」で、自分のペースで踏み上げる。状態いい野崎が猛抵抗みせるか。
【3連単】1-52-5236。

 (5R)下沖が白浜には先手を譲らない。関根が好援護から最後は差し切る。白浜の頑張り次第では中野に展開が向く。
【3連単】1-52-5243。

 (6R)原井が迷わず駆けて、原田は決め脚を発揮する。先行職人の増成が主導権なら黒田に絶好の展開。
【3連単】1-32-3254。 増成が主導権を取り切れば、2-15-154。

 (7R)米嶋の初日は「タイムは出ていたが、そこまで感じは良くない」。それでも前回の雪辱へ気合は十分で豪快に駆ける。最後は特選組みの二條が鋭く差し切る。
【3連単】2=1-345。

 (8R)特選は豪快に駆けて押し切った久樹。「少し重かったが、感じは悪くない」で、ここも積極的に駆ければ、好調の高津がしっかり捕らえる。
【3連単】2=3-145。

 (9R)予選勝利の東矢は「調子は問題ない」。屋良が好援護から最後は自分でタテに踏んで抜け出す。
【3連単】1-72-7234。

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