【松戸競輪(ナイター)GⅠオールガールズクラシック】中国帰り佐藤水菜らの敵は疲労

佐藤水菜がアジア大会(中国・杭州)でスプリント、ケイリンの金2個を引っさげてGⅠに臨む。スプリント予選では10秒587の200メートル日本新を出すなど脚力は増すばかり。それでも「中国勢が強くなっていて、力の差は近いと感じた。世界的には10秒2を出すところまできているし、もっと上を目指さないと」と更なるパワーアップを目指す。今大会は30日夜の帰国で、都内に1泊後に直接松戸入り。「肉体的にも精神的にも疲労がたまっている。向き合って調整したい」。100パーセントの力が出せれば優勝が狙えるだけに、初日の動きに注目したい。
太田りゆはスプリントで銅。「メダルの色は残念と思われるかもしれないが、ハードなスケジュールの中でのもの」と胸を張った。帰国した30日は夜中に埼玉の実家に泊まったそうだが、「疲れて筋肉の張りが取れない。ズボンがパンパン」。それでも「お客さんに、恥じない走りができるよう頑張りたい」と、日本代表のプライドを懸けて初戦に臨む。
