【武雄競輪(モーニング)FⅡ】日浅保幸はセッティングに正解が出て6点アップ
「46歳でも、自力でまだまだ勝てるんだなぁ」。予選6Rで4番手捲りを放ち、自力勝負で2年ぶりに初日1着を手にした日浅保幸から笑顔があふれた。
「昨年からずっと練習はやっていたんですよ。でも、それが長いことかみ合わなくて」。約5か月間、試行錯誤を重ねに重ねてやっとセッティングに正解が出た。前期80.75点から、今期は86.73点。成績が6点もアップした秘けつはテクニカル面はもちろん、絶対に諦めないという執念が大きかった。
相手が格段にパワーアップする準決も「ボチボチ頑張りますよ」と、いつも通りの自然体を決め込んでいたら、発表されたメンバーは後輩・米嶋恵介の後位回りで、「番手でしっかりと走ります」とキリリ。シリーズリーダーのタテ攻撃に食らい付き、今期3度目の優出を手にする。