【松戸競輪(ナイター)GⅠオールガールズクラシック】安東莉奈が初V宣言

今大会、GⅠ格は3日間を通じて7~12R。6Rまでは一般シリーズとして3トーナメントが行われている。トップ42人がいない中での戦い。いつもはなかなか勝てない選手にもチャンスが巡ってきている。
大分のアイドルレーサー安東莉奈は2日目5R、前攻めを選択。「飛び付こうと思っていたが、カマシが来るのが遅かったので」と突っ張り先行に作戦変更。見事に逃げ切って、予選ではデビュー以来初勝利を挙げた。「バンクでの勝利インタビューで、今まで誰にも言ったことがない『優勝を狙います』という言葉を初めて口にしました」と、封印していた〝アレ〟について思い切って言及。調子の良さがうかがえる。
松戸は、昨年春のルーキーシリーズ決勝インタビューで、観客席へ「期待に応えられるよう」と言うところを、「コタイにキタえられるよう」と言い間違った場所。「インタビューは緊張するんですよ」と愛らしく笑ったが、今回の気合は本物。最終日6R、デビュー初Vへ、ファンの期待に応える結果を残す。
▼6R(安東莉奈) Vへ倒すべき敵はやはり石井。早めの自力発動で競り勝つ。2―1=全。
▼12R(久米詩) 準決12Rの児玉へのスイッチは見事。そこから1着同着まで持ち込んだ脚力、技術はかなり高い。1―236―2346、1―4―2。

