【久留米競輪・GⅢ熊本記念】小松崎大地 激痛の自力治療で復調1勝
小松崎大地が約3カ月ぶりの白星をゲットした。初日8Rは諸橋愛らをバックに3車ラインの先頭。鐘で3番手を外並走。バック捲りで先頭に立つと、諸橋とのゴール前勝負を制した。
8月の西武園GⅠオールスターで落車して左鎖骨を骨折。直前の函館FⅠも「左鎖骨のワイヤーがズレて端っこが飛び出した」と欠場した。だがその飛び出ていた部分を「自分で押し込みました。お医者さんに軽い感じでそう言われたので。そしたらものすごく痛かった」と振り返った。激痛に耐えたおかげで、本来の姿を取り戻しつつある。
「不安要素はあるけれど一走一走、走って不安を取り除いていければ」。北日本を代表するパワータイプが、2予も突破して復調をアピールする。▼10R、2=59―345789。
▼8R 嘉永は初日の落車で状態面に不安を残す。河端が輪界トップクラスのスピードを発揮して連勝。7―239―12389。
(造田大)