競輪

【久留米競輪・GⅢ熊本記念】火の国戦士8人が準決へ

準決12Rで連係する熊本の3人。先頭の東矢圭吾(中央)、番手の嘉永泰斗(左)、3番手の中本匠栄

 地元記念の2予に進出した9人の「火の国戦士」のうち8人が勝ち上がり。準決に進出した。

 8Rでは初日特選で落車して右ひざを痛めた嘉永泰斗が登場。「まだ痛みはあるが、最後は気持ちで走った」と気迫の4番手捲りで2着。中川誠一郎は連れ込めなかったが、2度目の地元記念Vへ執念を見せた。

 初のGⅢ準決入りを果たしたのが、東矢圭吾と緒方将樹。東矢が「最後何とか追い上げることができた。準決に行けたのは素直にうれしい」と話せば、「2カ月間、地元記念に向けて練習してきた。作戦通りにいけたし、体も心もいい」とは緒方。2人は準決で熊本ラインの先頭を務める。ファンの声援を背に積極策で風を切り裂く。

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