【久留米競輪・GⅢ熊本記念】古性優作 本人不満もさすがの捲り
これが今年GⅠ2勝のトップレーサーの力量だ。2日目10Rで古性優作が7番手捲りで勝利。青森GⅡ途中欠場、豊橋GⅢ欠場の不安を払拭させる走りを披露した。
「バンクが重かったし、脚が落ちていた。力不足を感じた」。古性本人は自身の走りに不満げ。それでも山田久徳―藤田勝也を連れてライン決着。3連単500円の1番人気に応えた。「準決で古性君とまた同じ番組になれたらいいな」と口にしていた山田は、その通りに準決でも番手を回ることになりニッコリと笑顔だ。
3日目11Rは伊藤颯馬、和田真久留、坂井洋との細切れ戦。抜群のレースセンスと捲りの威力を発揮して、山田と決勝でも連係できるようワンツーを狙う。