【久留米競輪・GⅢ熊本記念】新山響平 価値ある1勝で無傷3連勝
新山響平が3日目10Rを制して無傷の3連勝。熊本ライン後位の4番手から2角捲り。一気に加速して緒方将樹のハコ捲りを図った伊藤旭や松浦悠士らを完封し、北日本ラインで上位独占を果たした。
「仕掛けどころも良かった。ラインで勝ち上がれたのは大きい。これからの自分の競走に生きていくし、優勝の確率も高くなる」。大きな自信となる価値ある1勝を得た。決勝でも新山をマークする菅田壱道も「新山君はいい捲りを打ててパワーアップしている」と絶賛した。
地元青森GⅡ、豊橋GⅢと続き、4日の地区プロから中ゼロ日での久留米入り。疲労が心配されるが、「日に日に体は楽になっている」。準決の経験を存分に生かして、地元勢の夢を打ち砕く。