【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】上昇中の臼井昌巨「どう踏めばいいか分かってきた」
一時期、66点台まで成績を落としていた臼井昌巨がぐんぐん良化中だ。8月末にセッティングを大幅に変えると、9月函館で2度の確定板(3、7、1着)。これで「意外とイケるかも」と感触をつかむと前回松阪で今期初優出するなど、状態は上がる一方だ。「先行なんてやらないとか言って落ち込んでいたときもあったけど、どうやって踏めばいいか分かってきたし、もう大丈夫です」と元気を取り戻してきた。
初日3Rは、なんとびっくりで同県の泉谷元樹とセット。「動きたくない時には目標がなかったのに、動き始めたら前がいる」と話す顔は、困惑の表情どころか満開のスマイル。もちろん別線の原清孝に粘られる危険もあるが「そこは後ろを回る以上、自分の仕事。位置を守れるように頑張りますよ」と愛知ワンツーに燃えていた。