競輪

地元の勝部貴博が抑え先行で快勝発進 ミッドナイトF2 【小倉】

勝部貴博(福岡)
勝部貴博(福岡)

小倉競輪のミッドナイトF2が14日に開幕し、予選6Rは勝部貴博が赤板からの抑え先行でワンツースリー。本線人気にしっかりと応えた。「ボクの中では、あの半期が大きかった」。2年前の7月にA3降格。119期の若手たちと向き合った時、追い込みに変わる選択肢もあった。だが「まだ自分の中で、自力でやりたい気持ちが強かった」。むやみにもがくだけの練習ではなく、質も考えた内容に切り替えて脚を再び磨き上げた。「小倉はいつも以上に緊張しますね」。今開催に向けての練習は十分。プレッシャーを力に変換して地元での1、2班初優出を目指す。


<各レースの見どころ>

(1R)初日の早川は松本相手に力負けも、ここは力上位で大本命。
【3連単】早川がビシッと1―3―2。狙いは中塚の2着で1―6―235。


(2R)予選の浅沼は尾崎に内から攻め込まれてなすすべなく惨敗。気を引き締めるここは好調な小林に乗って直線伸ばす。
【3連単】浅沼が汚名返上で1―234―234。


(3R)実質的にシリーズリーダーの松本が軸。米丸が食い下がる。ただし増成の応酬をモロに受けると中野が豪快弾を放つ。
【3連単】4―5―236。狙いは中野で3―1―4。


(4R)ヤング比佐に逆らえない。番手の土屋は逆転もある切れ者。
【3連単】4―3―6で大丈夫そうだが、2分戦だけに差し目の3―4―6も少々気になる。


(5R)完全自力一車の楢原が2日目こそ。遠征勢には厳し過ぎる番組。
【3連単】楢原から1―2―3で決まってほしい。


(6R)北川の奮闘で園田が恵まれる。点数は古川だが、立ち遅れて捲れずの初日の走りでは本命には推せず。
【3連単】園田から3―15―125。


(7R)6番手捲りであわやのシーンをつくった上吹越。初日同様の2分戦では戦いづらいが、デキは悪くないので。
【3連単】上吹越の捲りが届いて1―3―26。押さえで1―6―3。


(8R)ここは地元勢の番組。高比良が勝部の奮闘から番手差し。
【3連単】高比良が勝部を3着までに残して1―3=4。


(9R)阿部の自力勝負を優先したが、久樹が強引に駆ければ捲れずのシーンは十分だろう。
【3連単】阿部から2―1―345。久樹の逃げが掛かれば4=3―12。

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