【武雄競輪(ナイター)FⅠ】やる気戻した近藤隆司 眞杉走法で再浮上へ
近藤隆司は96点ながら特選入り。1班の欠場が相次いでシードのイスが転がり込み、番組を見て「えっ、特選なんですね」と驚いていた。
通算426勝を誇るが、「自宅から近い千葉競輪場が無くなって練習量は減りましたね。モチベーションもあまり上がらなかった」と成績も気持ちも落ち込み気味。ただ、「新田祐大君らの頑張りが励みになっている。松田優一君も今になって、S級に初めて上がりそうな勢い」と同期の活躍で気持ちを新たにした。
乗り方も工夫中。「7月玉野で眞杉匠君を見て乗り方を意識している。7割くらいの力で走ったと言っていたが、スピードはとんでもなかった」と、別地区の若きタイトルホルダーから刺激を受けた。もう一度フォームを見直して、再び特別競輪の常連へ歩き始める。▼12Rは6―124―1247。
▼10R(今野大輔) 西岡に任されたならば神山相手でも朝倉のハコを奪いにいく。2、3着絡みに期待で7―3=5。
(造田大)