【武雄競輪(ナイター)FⅠ】朝倉智仁 “最高の薬”で体調の不安払拭
関東の若手先行型として売り出し中の朝倉智仁が初日10Rに登場。別線の今野大輔が先行態勢に入ったところを、終HS3番手から軽快に叩いて主導権を握ると、番手の神山雄一郎と茨栃ワンツーを決めた。
レース前の想定は突っ張り先行。前が取れず中団となったが、「焦らずにいけるところで。今野さんに粘られないように」と冷静に作戦を変更し、カマしきった。
前場所の久留米の熊本記念の後に体調を崩した。そこから中4日で状態面の心配はあったが、あっさり払拭。「不安はあったけれど1着が取れてよかった。気持ち的には熊本記念より状態は上向き」と1着はやはり何よりの良薬だった。準決12Rは相手が北津留翼と強力だが、真っ向勝負を挑む。