【武雄競輪(ナイター)FⅠ】茅野寛史 流行に乗じて急上昇
「サテライト宮崎20周年記念カップ」の今開催、オープニングカードを制したのは南九州の茅野寛史だった。前を任せた屋良朝春の中団捲りが決まらない苦しい展開になったが、直線で外から追い込んで勝利。これで、前回2日目の一般戦からの3連勝を決めた。
レースから戻ってくるなり「いい流れは続いているみたいですね」とニヤリ。昨年はわずかに1勝止まりだったのが、今年は既に11勝。好調の理由を尋ねると「選手の間で流行の〝松浦悠士フレーム〟と同じ寸法のものをメーカーに頼んで作ってもらってから良くなった」。今まで茅野が使っていたフレームと大きさは全く違うが、安定感は増したという。「自転車でこんなに違うんだと驚いています」と話してくれた。
2日目は準決3Rに登場。別線は手ごわいが、S班仕様のフレームは頼もしい限り。目標だと話す初日特選入りへは、まだまだ点数アップが必要。大きく稼ぐには決勝入りしたいだけに、▼3Rは茅野の連絡みに期待。2=14―13457。
▼6R(田中勇二) 車番が良く、イン粘りや飛び付きがしやすい。狙うとすれば幸田のハコ。1=25―235。
(造田大)