【武雄競輪(ナイター)FⅠ】山形一気 条件付きもまだ自力は十分
2日目の準決10Rは山形一気が名前のごとく直線〝一気〟の追い込みで勝利。「2、3着かなと思っていた。確定板を過ぎて、あれ?俺こんなに抜けているんだ」と自らも驚きのタテ脚を披露した。
山形といえば自力のイメージを持ってしまうが、「もう人の後ろでというタイプ」と追い込み選手に転向。ただ、「練習では自力を出している。2日目みたいに別線が踏み合いになって展開が向けば自力は出る」と先行選手の名残はある。
12R決勝は目標不在で単騎戦。厳しい展開が予想されるが「準決みたいに、もがき合ってくれたらチャンスはあるかな。落ち着いた流れならば動いていきたい」と気合十分。北日本VS九州の2分戦を自在にかき乱す。▼12Rの狙いは山形の連絡みに期待。3=1―4567。
▼11R(長谷部翔) 「誰もいないなら山本修君の後ろに行きたいですね」だったが希望はかなわず。ならば、力で山本修のハコを奪って車券に絡む。7―4=2356。
(造田大)