競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】徳吉正治「とにかく行かなきゃと思って捲った」責任感で一撃決める

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 予選2Rは地元の徳吉正治が2角5番手捲りで圧勝した。番手の安藤雄一がSで飛び出して前受け。徳吉は、赤板で抑えてきた川本琢也に対して無抵抗で5番手まで下げると、終2角から怒とうの反撃でレースを制した。

 「安藤さんが前を取ってくれたし、あれが大きかった。5番手に下げてからは緩んだところで行くつもりだったけど、川本(琢也)君が1角でまた掛かっていった。余裕はなかったし、行くところもなかったけど前を任された以上は、とにかく行かなきゃ行かなきゃと思って、何とか2角から捲った感じでした」

 内心はヒヤヒヤ、ドキドキだったが、ブロックしようと待ち構えていた龍門慎太郎の外を力強く踏み抜くと、最後は終4角の下りを利用して一気に突き抜けた。上がりタイムはチャレンジ戦で最速タイの11秒9。ライン決着とはならなかったが、責任感の強い徳吉ならではの一撃だった。▼準決4Rでも豪快弾を放つ。5―1―23、5―6―23。
▼8R(八尋翔平)初日に捲った矢部駿人は「普段は2日目の方が良くなる」タイプ。ここは本来の先行策でレースを支配すれば、八尋に連勝チャンスで4―5=126、4―1=2。

予選2Rで豪快に捲った徳吉正治

 

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