【別府競輪(モーニング)FⅡ】中山遼太郎が若者の特権を発動中
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
一度きっかけをつかめば、どんどん強くなる一方なのは若者の特権。熊本の121期・中山遼太郎の姿はまさにそれ。
前場所豊橋の連勝での決勝進出を振り返って、「緩急のつけ方が分かってきた」と手応えを口にしていたが、この日も赤板から突っ張って好ペースで駆けた。突っ張った相手は前期S級の山崎駿哉。最後は番手の樫山恭柄に差されはしたが、2着に粘り切った。
中山は「豊橋より長い距離を踏み切れた」と充実の表情。今開催に限らず、競走得点が上がってしまう前にぜひ狙いたい一人だ。
▼2R 中山に突っ張られて7着に敗退の山崎が雪辱の一戦。気がかりは、負傷明け間もない番手細川が本調子を欠くこと。細川は山崎を差せないどころか抜かれる恐れもある?5-247-1247。
▼5R 井上が安定して伸びているので3着食い込みはないか。257-257-6、7=1-6。
