【別府競輪(モーニング)FⅡ】合志正臣が準決1着の吉永好宏に最敬礼
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
準決3着から決勝入りできるのは1人だけ。初日のレース格と着順(今開催なら予選か初日特選か。特選7着の方が予選1着より上)により決まるその権利を手にしたのは、特選で2着の合志正臣だった。準決5R3着で結果を待ち、次の6Rで、吉永好宏(特選1着)が3着だと吉永に決勝入りの権利が発生したところだが、吉永は見事に1着通過で一発回答。合志の決勝入りが決まった。
その6Rの直後、合志は吉永に歩み寄ると「ありがとうございます」と最敬礼。もちろん、合志のために吉永が頑張ったわけではなく、あくまでも結果だが、それでもあえての一言に現場は好ムードに包まれた。
この6Rの3着は特選4着の内山拓、7Rの3着は特選3着の松崎貴久で、終わってみれば今開催の得点1~9位で準決の確定板を独占。上位陣の隙のなさには恐れ入った。
▼4R 準決4着のうち、その上位陣に最も詰め寄ったのが5Rの井上(3着と2分の1車身差)。近況の伸びも安定。7-1=34、2-1=456。
▼6R 準決の中山は、得点トップの昼田を相当に苦しめただけに、逃げ粘っても不思議はない。2-7-135。
