競輪

【弥彦競輪・GⅠ寛仁親王牌】小倉竜二は〝弟子〟が大嫌い

 2着権利の2予Bを、小倉竜二が突破した。2日目7R、河端朋之の3番手捲り追い込みを追走。河端に続き、逃げた深谷を芸術的なハンドル投げで微差、逆転し2着に滑り込んだ。

 状態面については「手応えは犬伏君がいない限りは大丈夫です」。犬伏湧也の師匠は、小倉の弟子の阿竹智史。本来は孫弟子だが、最近は弟子同様の関係のようで、小倉自身が「弟子の犬伏君」と言う場面も多い。犬伏を鍛え上げて強くしたのは小倉だ。

 だが犬伏は、47歳の小倉の手に負えないほどに成長。「いい刺激にはなっているが、そもそものパワーが違う。なかなか付いていけない」と嘆いた。「準決は犬伏君じゃないといいですね」。その願いが通じたのか、3日目は松本貴治をマーク。2019年6月の岸和田宮杯以来遠ざかっているGⅠ決勝を目指す。

接戦の末に準決へ勝ち上がった小倉竜二

 

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