競輪

【弥彦競輪・GⅠ寛仁親王牌】松本秀之介―荒井崇博が準決敗退の雪辱

写真撮影を終えて満足そうな表情で引き揚げる荒井崇博

 2日目の2予Aで準決進出を逃した九州コンビが、すぐに雪辱した。松本秀之介―荒井崇博は前日も連係したが、新山響平の突っ張り先行に遭って松本は後退。荒井は後方から出直して追い込んだが、4着に微差の5着。準決にわずかに届かなかった。

 2人は3日目9Rでも連係。この日は3番手を大塚健一郎が固めた。中野慎詞―新田祐大―桑原大志のラインが人気を集める中、その3車を後方に置いて中団をキープした。鐘4角から踏み上げようとする中野を荒井がけん制すると、中野は伸びずに松本が終1半先捲り。新田が自分で内から追い上げてきたが、松本の勢いは衰えずに先頭で直線へ。新田が迫っても位置を与えずに松本を追走し続けた荒井がゴール直前で差して、ワンツーを完成させた。

 荒井は「白いの(1番車の中野)が見えたんでね。とりあえず良かった」と東北勢を撃退しながらの差し切りに満足そう。前日の微差5着の写真判定にも、「スリット写真を2回見直した。判定が関東寄りかな」とジョーク。松本は「抜かれないようにとは思ったが、いっぱいいっぱい。最終日は特別優秀で強い人たちと走れますね」と力試しとばかりに意気込んでいた。
 

3日目9R、荒井崇博の前で捲り2着の松本秀之介

 

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