【別府競輪(モーニング)FⅡ】西田優大「ここから頑張る」 特別昇班に失敗も前を向く

前検日に登場した際の足取りは決して重たそうではなかった。西田優大は前回の高知決勝で特別昇班に失敗したが「やるだけのことはやったので仕方ない。ここからまた頑張ります」と敗戦をしっかりと受け止めて、中4日で別府入りした。
後悔はしていない。「2分戦だったし、突っ張って逃げればそれで終わりだろう」。油断はなかった。力を出し切ることにしっかりと集中し、それを遂行したのだが、同期の別線・斉藤樂に番手にはまられる不運もあって4着に敗れた。それでも師匠の吉本哲郎からは、上がりタイムの悪さを指摘されつつも「レース内容は良かった」と一定の評価をしてもらえた。
再スタートとなる今節は、断トツのシリーズリーダー(最高得点者)として臨む3日間。敗戦を糧にする西田がさらにダイナミックなレースを繰り広げ、同期たちに格の違う走りを見せつける。