【武雄競輪・FⅠ】来期S級に返り咲きの佐伯亮輔「最後のA級にしたい」
来年前期の級班がこのほど確定。佐伯亮輔は1年ぶりのS級返り咲きが決まった。
A級暮らしの今年はここまで11V。堂々たる成績でS級に戻る。「S級でやっていけるか少し不安はある」と苦笑いを見せるが、「やるべきことをやってきた。今までよりも厳しい練習をしてきた」。師匠の河端朋之のような世界クラスのトップスピードを出せるように日々練習に打ち込んできた。
さらにレースの組み立てでは、逃げにこだわりつつも、別線の自力選手のタイプに応じて柔軟に戦うよう意識を変えている。
「今を最後のA級にしたい」。取材中、温和だった佐伯の表情がキリッとした瞬間だった。二度と降級しないという強い覚悟が伝わってきただけに、今開催のみならず来期の佐伯の走りからも目が離せない。▼5Rは、佐伯がマーク陣を引き離して捲る展開になれば、高配当の可能性が浮上。7―2346―2346。
▼1R(竹元健竜)単騎での戦いを選んだとなれば、狙いは中山のハコ飛び付き一択。1=7―345。
(造田大)