競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】堀川敬太郎「Sが速いのは便利」突っ張り先行で予選制す

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 予選5Rは突っ張り先行の堀川敬太郎が制した。川本琢也が1番車、三澤勝成が2番車。堀川はラインの先頭選手の中で最も悪い3番車だったが、号砲と同時に抜群の発走機離れで前受けに成功した。「Sが取れたのが全て。言い方は少し変かもしれないけど、Sが速いのは便利ですよね」。自分で前を取って、赤板で抑えてきた川本を強引に突っ張って、最後は番手から迫る濱田昭一郎を退けて逃げ切った。これぞ『自給自足』ともいえる白星に誇らしげだった。

 ▼1R(楠本政明)突っ張り先行で7着に沈んだが、「これで先のレースにつながる」と自信をつけた。再び前攻めからの逃走劇で今度は粘り込む。6=3―2、6=5―4。
 ▼7R(小榑佑弥)番手戦だった前回決勝は、ジカ競りをしのいで2着流れ込み。「ヨコは大好きなんですよね。だから失格に注意しないといけない」というが、作戦コメントは「自力自在」。西田のハコ、あるいは3番手に入り込んで5=1―34、5―3―1。

完璧なレース内容だった堀川敬太郎

 

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