【武雄競輪・FⅠ】「自力自在」を強調の岡崎智哉が気迫を見せて連続Vへ
岡崎智哉が完全Vと連続Vを狙う。2日目11Rは前を任せた中井俊亮が気迫の突っ張り先行。「番手戦は難しい」と話したが、車間を大きく空けて2角捲りの坂本貴史をブロック。仕事をキッチリこなして最後は差し切っており、名マーカー誕生を予感させた。
決勝の岡崎は、決勝の並びを問われると「自力」とすぐさま返答。ただ、その後の12Rで九州2人が勝ち上がると「やっぱり自力自在で」と訂正。九州勢の好きにはさせないつもりのはずだ。
決勝に向けては「気持ちは入っている。レースVTRを確認して細かい技術を修正したい」。浪速の仕事人が「闘将佐々木昭彦杯」で気迫あふれるレースを魅せる。▼12Rは岡崎が九州勢の分断に出そう。岡崎が実質逃げイチの伊藤後位を奪取して差し切る。2―57―3567。
▼3R(竹元健竜)「2日間年下には付いていないのに、勝部さんだけに付くのはどうかな」と単騎戦を選択。持ち味の自在性を駆使して中山のハコを奪って連絡み。5=34―234。
(造田大)