【武雄競輪・FⅠ】佐賀勢が「闘将杯」でアベックVだ
地元勢が「闘将杯」を最高の形で締めくくる。A級は坂本晃輝と坂田康季が、S級は金ケ江勇気と山口敦也が勝ち上がった。
「ここに向けて練習もしてきたし、今までの反省も生きた」と笑顔で準決を振り返ったのが坂田。養成所時代からレースの反省点などをノートに書き記してきた。決勝では初日に連係した坂本と再度タッグを組んで、地元ワンツーを狙う。
金ケ江勇気は前を託した青柳靖起の奮闘もあって1着で決勝へ。「青柳君がいいレースをしてくれた。見直しましたよ。強かった」とかわいい後輩に感謝しきりだった。腰痛と体調不良明けで状態については「何とも言えない」と話したが、今開催はお世話になっている佐々木昭彦氏の冠レース。気持ちで走って地元S級初Vを大師匠が見守る前で成し遂げてみせる。