【小倉競輪（ミッドナイト）FⅡ】滝本泰行が恩を返してもらって？幻の3連続Vだ

　決勝は『息子の恩返し』で、滝本泰行にVチャンス到来か？　前回和歌山の決勝は、力強い4番手捲りで近畿ラインを撃破の先頭ゴール。地元戦に続く連続V達成－かと思われたが、打鐘過ぎの中団攻防でインの山本浩成を落車させたことで失格となった。

　その時に、2着到達から繰り上がって優勝したのは滝本をマークした富弥昭で、最終日決勝は息子の富武大を目標にする一戦。滝本は「前回は（富の）お父さんを結果的に優勝させましたから」と冗談半分で笑っていたが、富は「（番手にはまった）準決は内容が良くなかったし、そこを修正して見せ場をつくりたい」とやる気満々。その言葉通りにレースを支配してくれれば、「脚にすごく余裕があるし、調子は悪くない」という滝本が『幻の3連続V』をつかむのは時間の問題かもしれない。