【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】渡口まりあ「久々に気持ちいいレース」カマシ逃げで奮闘2着
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
ガールズ予選2の1Rは渡口まりあがHS前から鋭いスパートを繰り出し、人気を集めていた山口伊吹、岩崎ゆみこの116期両者に先着。5着、2着の成績で優出に成功した。
岩崎が緩めていた瞬間を逃さなかった。「あのタイミングで行かなきゃというところで行けたし、流し過ぎた初日の修正ができた」と最高の仕掛けに自ら合格点を与えた。ゴール直前で新井美菜に差されての2着に「あともう少し腕が長かったら」とちょっぴり悔しがったが、「久々に逃げの決まり手がついたし、久々に気持ちいいレースができましたね」と爽やかな笑顔を見せていた。▼6R決勝も吹っ切れたタテ攻撃で見せ場を演出し、50点超えの上位陣に割って入る。1―5=234。
▼3R(森岡正臣)準決はS取りの速さを生かし、本線だった松本憲斗のラインを苦しめた。ここも快速を飛ばして前受け成功なら、復調しつつある葛西雄太郎の能力をフルに活用できそうで、2―5―136、2―13―135。
