【別府競輪(ナイター)FⅠ】吉本哲郎は中ゼロ日でも準備万端
今開催はS級選手の欠場が相次ぎ、初日からS級の2個Rが6車立て。直前の追加を快諾した吉本哲郎がいなければ、3個Rが6車立てになるところだった。
その吉本は4日までPIST6に参戦。中ゼロ日の強行軍だが、「追加は意外だったけど、高松や小松島で開催があったから補充には呼ばれると思っていた」と少しばかりの心の準備もあって、拒む気持ちは全くなかった。
4日のうちに新大阪まで移動。自宅経由で昼過ぎに到着した。「車に予備の自転車を入れている。あとは着替えとかこまごましたものだけで、いつでも出場の準備はできている」と実に用意周到。「夕べまで6車立てで走っていましたから慣れている。決勝にも勝ち上がれたし脚はできている」。急きょ参戦ながら誰よりも臨戦態勢は整っているベテランが、大いに存在感を見せる。▼7Rは吉本の単騎一発に期待。6―12―12345。
▼10R(吉田智哉)腰痛欠場明けで1番車の原井が、イン粘りで新村のハコを狙う展開だと、吉田にカマシ一撃のチャンス。2―5=1367。
(造田大)
