【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】瀬戸晋作「以前の自分だったら違った」家族が増えてやる気満々
前回の久留米戦を家事都合で欠場していた瀬戸晋作が燃えている。93.33点のシリーズリーダーで迎えた地元戦ということも確かにあるが、それ以上の大きな理由がある。「先月17日に3人目の子どもが生まれたんですよ。女、女、ときて今度は男でした」
家族が増えてやる気スイッチがグイッと押されたのか、初日特選7Rは119期の金田涼馬というバリバリの先行タイプの後ろが空いているにもかかわらず「自力自在にやる」ときっぱり言い切った。「以前の自分だったら違いましたね。きっと金田君にマークしていますね」
愛息の顔を思い浮かべながらの練習がうまくいったようで、「力がつく練習をやってきたのに、人の後ろを回っていると状態が分からない。だから自分で動いて、自分の脚力を試してみたいんです」。2・2・2・1のコマ切れ戦を、その鍛え抜いた自力勝負で豪快に制するか注目したい。