競輪

【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】A3陥落ピンチの中野功史「点数を上げられるときに上げる」

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 2日目2Rは地元の中野功史が番手差しで制した。行けるチャンスを何度も逃しながら仕掛けた松本一志の鐘3半叩きに乗って、こん身の直線勝負。「せっかく行ってくれたんで、最後は交わさなきゃね」と爽やかに笑った。
 今期は9月の体調不良が大きく響き、これまで80.28点(2日目出走前)しか稼げていない。A2残留を考えれば最低でもあと0・5点は上げないとA3落ちしてしまうが、もちろんそこは承知済みで「あと2カ月が勝負。やっと調子が上がってきて今はチャンスをモノにできる状態だし、点数を上げられる時に上げておきたいですね」。この1着に満足せず、平均点の高い最終日特選(4着で90点)でも貪欲に確定板を目指す。▼5Rは任せる屋良朝春が「絶対に中団を取る」と燃えるだけに、3着で狙いたい。7―12―6、3―15―6。
▼1R(船曳義之)本命の番手で2着をキープするよりも、単騎戦で本命を粉砕することに生きがいを感じていそうな巧者。目標不在のここは奥の手の捲りを発動して1―235―235。

2日目の補充戦で1着を手にした中野功史

 

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