【別府競輪(モーニング)FⅡ】豊後の虎が地元で牙むく 「違った姿を見せられる」

「豊後の虎」が地元で躍動だ。小野俊之は2004年のグランプリを制するなど長らく大分の看板選手として活躍。ただ、近年は膝の故障などで低迷。競走得点も79点に落ち込んでいる。
しかし、今年初の地元戦に向けてやれる準備はしてきた。「今回に向けて練習はできた。やれる範囲のことはやった。最近とは違った姿を見せられると思うよ」。前節から約3週間みっちり練習を消化して、自転車も換えて挑む。「脚はこれまでと全然違うはず。79点の脚じゃないものを見せる」と今開催への気合は誰にも負けない。
初日は6Rに登場。同地区で87点の良永浩一が「昔、小野さんに前で頑張ってもらった」ことで河崎正晴の番手が回ってきた。〝虎〟が絶好位から今期初勝利を虎視眈々(たんたん)と狙う。