【別府競輪(モーニング)FⅡ】藤岡徹也は勤続10年会社員から輪界へ 決勝進出に意欲

初日2Rを制した藤岡徹也は昨年デビューも現在は35歳。23歳までロードレーサーとして活躍して以降は10年ほど会社員生活を送った。だが、偶然競輪を目にして自転車熱が再燃。退職をして退路を断つ徹底ぶりが実って、32歳で養成所に一発合格。現在は明石の競技場で師匠の村田雅一らとともに汗を流している。
今年2月に2班へ特別昇班したが、「脚力をさらにつけていかないと」。決勝常連だったチャレンジ戦から一転して、決勝進出は3回とレベルの差を痛感している。それでも、「今回こそは決勝に上がりたい。どんどん点数を上げて、いずれは村田さんと同じ舞台で」と志は高い。
2日目準決7Rは来期S級に昇級する村田祐樹と対戦。村田と好勝負を演じることができれば、オールドルーキーの赤いパンツ姿を見る日もそう遠くないかもしれない。