競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】佐賀の兄弟弟子コンビが決勝でも好連係を決める

原司の弟子の坂田康季(左)と古川貴之

 原司の兄弟弟子コンビが絆の強さで強力な別線勢を打ち破る。2日目の準決5Rは弟弟子の坂田康季が抑え先行で主導権を握ると、兄弟子の古川貴之が6番手捲りの山根慶太を巧みにブロック。初めてとは思えない好連係を決めて、そろって勝ち上がった。

 「坂田が頑張ってくれたおかげ。初連係で気持ちも入ったし、何とか決勝に乗れた」と話したのは古川。7着に終わった初日特選後の暗かった表情から一転、満面の笑みがこぼれた。「宿舎で坂田にマッサージします。明日も頑張ってもらわないと」。弟弟子のスピードを借りて9月伊東以来の優勝を目指す。

 2着だった坂田は「別府との相性の良さもあったと思う」。当地は正規あっせん4節すべて決勝入り。決勝の相手となる村田祐樹とは9月富山で対決したが、「何もできなかった」と完敗。ただ、今回の舞台はホームバンク同然の別府。バンク相性の良さも味方に〝兄〟の前でリベンジを果たしてみせる。

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