競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】河崎正晴、合宿の成果を発揮して初Vだ

 河崎正晴がA級1、2班戦初Vを狙う。1番車だった2日目6Rは自らSを取って、突っ張り先行で押し切り連勝。前場所に続いての決勝入りを果たした。

 今開催の直前には久留米バンクでの合宿に参加。同期でS級に特昇した後藤大輝や同県の先輩・松岡辰泰らと汗を流した。合宿を通じて「辰泰さんたちはレベルが違いますね。自分はまだまだ」と力の差は痛感したが、「モチベーションは上がった。自分もいつか同じ舞台で」といい経験になった。

 最終日の決勝は同期の村田祐樹と坂田康季との3分戦。「養成所の時から2人は強い印象しかない」と話したが、気持ちでは負けていない。「いけるところで強気に。チャンスを逃さないように頑張る」。S級を夢見る22歳が昇級の足掛かりとなる優勝に突き進む。▼7Rはライン3車の村田と古川に任された坂田が踏み合う展開になれば、「先行より捲りが得意」と話した河崎が一撃を決める。3―256―2456。

 ▼2R(宮本龍一) 2分戦ならばイン粘り策が濃厚。最終日こそ自在に立ち回って見せ場をつくる。2―3=5。

(造田大)

A級1、2班戦での初優勝を目指す河崎正晴

 

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